日記

Django Tokyo Festival

去年発足した日本最大規模のジャズマヌーシュのフェスが今年もいよいよ近づいてきました。

Django Tokyo Festivalです

今年やはり特筆すべき点はフェスの主催であるウッカリン氏によりAdrien Moignardの来日公演を実現したことでしょう、ジャンゴ東京フェス当日の演奏だけでなく、日本を縦断するツアーも予定されています、これがどれだけ凄いことなのか、日本であまり知られてはいませんが現時点で最先端・最高峰の彼の魅力を語ると本当に長くなりますが、先込め式の火縄銃がやっとだった頃の日本にいきなり核ミサイルが持ち込まれるようなものです。

僕は1日目の13時からサブステージにてセッションホストを務めていますので、お時間ある方はそこでセッションしたり、この音楽について語らいましょう!

俯瞰してみると、今年の夏は未だ黎明期の域を出ない日本のジャズマヌーシュシーンにとってかなり熱い夏になると言えるでしょう、そのピークこそまさにDjango Tokyo Festivalです、それでは皆さん8月26日と27日、会場にてお会いしましょう!



P.S
二つ目のリンクにある日本語で表記されたAdrien Moignardのバイオグラフィー、これがかなりレアです、他では見られない情報だと思うので必見です。
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レッスン動画の投稿を始めてみました

初めてYoutubeにレッスン動画を投稿してみました、普段ワークショップなどでレクチャーしている内容を短縮したものです、皆さんのお役に立てたら幸いです。

何分初めてで緊張しているし荒削りな部分もありますが、日本語でこの音楽の演奏方法をレクチャーしたYoutube動画にはすごく意義があるし自分の活動の宣伝にもなると思いますので、これからも編集技術など勉強しながらレッスン動画を増やしていくつもりです。

末長く見守ってくれると有難いです(笑)



動画あげてみました

自分のYoutubeチャンネルを日本人が日本語でジャズマヌーシュの情報をキャッチできるコンテンツにしたいなぁと漠然とした展望を抱いています、例えば仕事でも観光でもいいからヨーロッパに行って、持ち帰ったフレッシュなジャズマヌーシュの情報を動画という形でどんどん発信していく、そんな感じです。ミニレッスン動画なんかも撮ってみたい。

それとは別に、前回の記事で話したTokyo Manouche Trinityのライブ動画を二つほどあげてみました、こういったパフォーマンス動画はこれからどんどんあげていきたいと思っています、チャンネル登録していただければ嬉しいです。




Tokyo Manouche Trinity

最近よく一緒に演奏するようになったメンバーでユニットを立ち上げました。
メンバーは以下の通り

Gt 山本大暉
Gt Nicolas Carre
Ba 今給黎久美子

バンド名はTokyo Manouche Trinityと言います。

このバンドのことを他の人に説明するとき、とても難しい問題があります、それは「取り立てて特別なことはやっていない」ということです、それは一体どういう意味なのか、誤解を避けるためにもこの文章、最後まで読んでいただきたい。

最近、「音楽は自由だ」「ジャンルにとらわれずに自由な表現を」そう言った言説が僕の周りにあふれています、ジャズ・マヌーシュ/ジプシー・ジャズの世界でいうなら「ジプシージャズの枠にとらわれずオリジナリティー溢れる表現を志向した…」こういった類の言葉があらゆるライブのフライヤー、あらゆるミュージシャンのプロフィール文章に散見されます。

これからする話は、そう言った音楽に対するスタンスの、どちらが正しいとかどちらが間違っているという話ではありません、気付いたときには驚いたのですが、僕の音楽に対するスタンスは、ものすごく少数派に属します。

個性とかオリジナリティというのは誰にでもあって、誰にも無いと考えています、言葉遊びではありません。僕は「個性」そして「音楽的な自由」というのは、一つのジャンル・様式を極めに極め尽くした後、自然と立ち現れて来るものだと考えています、ジャンゴ・ラインハルトの演奏を完璧にコピーしてアナライズする、その作業を何度も何度も繰り返し、自分の中に蓄積させていったとしても、ジャンゴそのもののギタリストが出来上がるわけはないのです、タイミングが違う、タッチが違う、何より人生が違う。それが「個性」だと考えています。

では「音楽的な自由」はどうか、この言葉はまさしく演奏者の悲願と言えます、ジャズのインプロヴァイザーの世界で言うなら「頭の中に浮かんだフレーズをすぐに楽器で演奏できる」こと、作曲者であれば「頭に浮かんだ音楽をすぐに、完璧なアレンジ・ハーモニーで記譜できる」こと、となるかもしれません。

何が言いたいかと言うと「ミュージシャンなら誰だって音楽的な自由を手に入れたいに決まってる!」と言うことです、僕がJazz Manoucheという音楽に特別こだわるからと言って、別に音楽的な自由を諦めてるわけでは無いのに「そんなにジャズマヌーシュばっかりやってると音楽性が狭まるよ」とか、結構そういうことを言われてしまう。

もっと簡潔に僕の気持ちを言い表しましょう

僕はBirelli Lagreneの天衣無縫の音楽的自由しか認めたく無い

こういうことなんです。

ちょっとボサノヴァを練習して、ちょっとジャズを練習して、ちょっとミュゼットを練習して、ライブの宣伝文句は「ブラジル、アメリカ、フランス、僕たちの音楽で世界中を旅してみませんか?」そんなスタンスがあっていい、あっていいとは思うんですが、僕のような一点集中型の人間の存在も認めて欲しい、そう思います。

さて、随分長くなってしまいましたが話を最初に戻しましょう、Tokyo Manouche Trinityはそんなスタンスが共有できる三人が集まったバンドです。

逆説的にいうと、ストレートに一つのジャンル・様式を極めることが希少となった現代日本に置いて、こういった専門的で「特別なことをやらない」バンドを組めることは特別なのです。

「個性」のことに話を戻すと、僕たちは現時点で「自分たちの個性・オリジナリティーを出したい!」という色気は毛頭ありません、Jazz Manoucheをよく研究してオーセンティックな演奏ができれば「日本で混じりっけのない王道のジャズ・マヌーシュが聞きたければTokyo Manouceh Trinityだ!」となり、それだけでとても価値があるからです、そしてその先には世界への挑戦が待っています。

まだ産声をあげたばかりのTokyo Manouche Trinityですが、既にたくさん演奏の機会をいただいています、動画もバンバンあげていきます、僕たちの挑戦をどうか暖かく見守ってください。




11月の演奏予定

思い出したように陽光が肌を温めるような、気まぐれな季節が続いておりますが皆様いかがおすごしでしょうか。


十一月はワークショップ・セッションとそれに付随するミニライブが主な活動になります


僕の世代はジプシー・スウィングジャズ、ジャズマヌーシュなどと呼び習わされるこのジャンルを初めて「自分のギター演奏の基準にする選択肢を得た」世代です、ギタリストとして独り立ちしてから、この音楽を習得するとなると、ピッキング等あまりにも他のジャンルと違うため、生活を捨てざるをえません。


情報化社会に生まれ、中学生のときからYoutubeを見ながらStochelo Rosenbergのソロをコピーする、なんてチャンスに恵まれたことを感謝します、生意気かもしれないのでこれを言うのはちょっと怖いけど、もう僕にとってマカフェリギターでジャズマヌーシュの曲を弾くことは身体に染み付いた技術となりつつあり、これから先、フルアコでジャズの曲を弾くなど、何か他のことをしようにも絶対その技術が基準になると思います、そして「音楽人生の最初にマカフェリギターとジャズマヌーシュを選び得た自分」にはいつか日本人に向けてこのギターの奏法を分かりやすく解説する使命があると思っています。

 

そんな僕のワークショップですが、内容としてはマカフェリの構え方・楽器とピックのホールド・ジャズマヌーシュにおけるピッキングの法則、など基本的なことを押さえ、マイナースウィングを題材に初心者用・中級者用・上級者用と三種類のヴォイシングでポンプを練習し、最後は1937年録音ヴァージョンのジャンゴ・ラインハルトのソロを1コーラス採譜したものを解説していきます。


最後の「ジャンゴのソロの解説」ですが印刷した五線譜とTAB譜に指番号・ピッキングのアップorダウン記号まで僕が書き加えたものをコピーして配布します、ここまで掘り下げたものはないと思うのでオススメです、解説しながらジプシーピッキングの法則を明らかにしていきます!


最後にひとつ付け加えますと、現在Youtubeでは何人もの世界的なギタリストがオンラインスクールを開設しており、彼らの珠玉のソロの映像・音源・譜面をメインコンテンツとして扱っていますが、明らかにされた彼らのソロを「どうやって弾くか」、そもそもマカフェリギターってどんな風に弾けばデカくて綺麗な音で鳴らせて、あの速弾きはどうなってるのか、僕のレッスンやワークショップはそこにコミットする内容になっております。


「Rosenberg Academyでたくさん良いソロを学んだけど、全然弾きこなせない」そんな人が補助的な意味で僕のワークショップを利用してくれたらこんなにうれしいことはありません。


今一番力を入れている方面なのでちょっと語り過ぎてしまいましたが、以下詳細です。


あれ


こちらはセッションが主体のワークショップになります、ベースの今給黎さんが発起人となって「より音楽的なセッション」を目的にワークショップを織り交ぜる形のセッションイベントになります、おすすめです!僕のギターに対するフィジカル面のこだわりにも触れていきます!


11/12

さくらジャンゴラインハルト フェスティバル セッションvol1


さくらジャンゴ・ラインハルト・フェスティバルは栃木県さくら市にて、毎年7月に行われる、「ジャンゴ・ラインハルト」を創始とするフランスのジャズをテーマにした音楽祭です。

ミュージシャンの協力を得て、栃木県でプレイヤー、スタッフ、リスナーを募るため、ワークショップとセッションを企画いたします。
今回はギター中心ですが、コードなどのレクチャーもありますので、ギターに限らず、楽器を持ってお気軽にご参加ください。

2部構成になっております。
第一部、第二部どちらも参加の方は参加費5000円となります

第一部
ワークショップ&セッション@宇都宮 風見鶏
日時:2016年11月12日(土)
   14:30~17:00...
参加費:ドリンク付き2500円
会場:栃木県 宇都宮市 中央 1-6-9  風見鶏 (東武宇都宮駅より徒歩5分)

第二部
ミニライブ$交流会@さくら市 布羽鈴~FUWARIN
日時:2016年11月12日(土)
   19:00~
参加費:3000円(飲み放題、おつまみ付) 
会場:さくら市蒲須坂631-4 (JR蒲須坂駅より徒歩5分)
※第二部のライブは投げ銭制になります。

セッション・ワークショップホスト プロフィール

今給黎久美子(ベース、ギター)
武蔵野美術大学入学後コントラバスを始める。Jazz manouche のスタイルを中心に国内外の演奏者と共演。本場フランスにおいてもセッション・ライブ経験を積む。コントラバス・編曲を水谷浩章氏に師事。 ジャンゴが演奏していた王道のジャズ・マヌーシュ・バンドOriental Shuffleを中心に日本中で活躍中。

山本 大暉(ギター)
1992年、福岡県出身、現在は東京在住。
中学二年生の時ギターを始める
当初はJack Whiteに影響されDelta Bluesばかり演奏していたが一年後Django Reinhardtの影響でJazz, Manouche Swing,に傾倒。
都内を中心に自身のトリオやジャズマヌーシュユニットLa corneille等で活動中。

※お店でのご予約等は受け付けておりません。お問合せ、ご予約はこちらまでお願いいたします↓

お問い合わせ、ご予約先
さくらジャンゴ・ラインハルト・フェスティバル実行委員
担当:高野
080-3603-3647
sakura.drf@gmail.com